傷口の 脱皮が進む 早足で
2010-02-11


火曜の夜から右手の傷に絆創膏を貼るのをやめた影響が出たらしく、昨夜の風呂上がりから傷口の周辺に残っていた古い皮膚が剥がれてきた。
最初は毛羽立っていた皮膚が引っ張ると綺麗に取れる程度だったのが、皮を剥いた周辺が徐々に痒くなってきて、日焼けした時の脱皮に良く似た感触で、更に薄く皮が剥けていくパターンを何度も繰り返していた。

昨夜だけで傷口の周辺は見た目が随分と変わって、青あざのような黒ずみが抜け落ちて、代わりに新しい皮膚特有の光沢感とやや強めの赤色が出てきた。
そのおかげで一見しただけでは怪我をしていた事が分からないくらい綺麗になってくれたから、父親に怪我をしていた事とを悟られないよう気を遣う必要はもう無さそうだ。

これで暫く傷口の様子が劇的に変化する事はないだろうと思っていたのだけど、今日の入浴中に傷口の核心部を覆っていた薄皮が剥がれ落ちてきた驚いた。
ここ数日に入浴すると白く変色する事から、その内に剥がれてくる事は予想していたけれど、その日が今日になるとは全く予想していなかっただけに驚きもひとしおだった。
実際に薄皮が剥がれ落ちた部分はシャンプーの泡が掛かると痛かったりしたから、まだ外気に晒される準備ができていない様子だった。

何故に薄皮が早々に剥がれてしまったのかと考えてみると、昨日の帰り道で自転車を走らせている時、皮が突っ張るのを無視して急ブレーキを握った事が原因として思い当たった。
その時は前を走っていた車の急ブレーキに対応するため、指の痛みを無視しなければ追突するという場面だった事もあり、全く加減できず皮が裂けたのではないかと心配していた。
帰宅後に確認した時は何ともなかったのだが、何処かで裂け目ができてしまった事で、皮膚の乾燥が加速してしまった結果が今日の脱皮だったのかも知れない。

そう思ってみると、傷口を覆うように作られた伸縮性のない薄皮がなくなったことで、拳が握りやすくなっているし、急ブレーキの際に感じた突っ張った感触は剥がれた皮が受けたダメージが発していたのだろう。
ある意味ではブレーキが握りやすくなって良かったと思えなくもないが、現状は生乾きの新しい皮がチリチリと痛んでいるので、喜んでばかりもいられない。
[雑記]

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