空腹に 背中を押され 帰り道
2010-04-02


昨日から強風が吹き荒れていて、今日に至っては交通機関への影響が大きくて一部の路線で運休となっていたりと、随分と大きな影響が出ている。
せめてもの救いは南から暖かい空気を運んできてくれたことで、日中は軽く汗ばむくらいの春らしい陽気となっていた。
今日は客先での打ち合わせへ出掛ける予定となっていたため、病み上がりで体温調節が上手くできていない俺にとっては嬉しい陽気だった。
しかし、客先からの帰る頃に北からの冷たい風へと変わっていて、定時を迎えると床から冷気が染み出してくる程に冷え込んでいた。

僅か 5時間足らずで体感温度が 5度近く下がるという状況はさすがに辛いらしくて、軽く頭痛がしたりと早々と体調に影響が出ていたけれど一時的な症状で済んで、すぐに落ち着いてくれたからホッとしている。
すぐに落ち着いたと言っても影響が出たことは事実なので、気を遣っておく必要はあると肝に銘じながら、久しぶりに趣味の買い物へと繰り出してきた。
本当だったら、先週の入院騒ぎで来れなかった分を取り戻すべく、思い切り楽しんでこようと思っていたのだが、体調が優れないようなので控えめとしていた。

体調への配慮があった事は間違えないが、実のところ早々と腹が減ってきたため、空腹が胃痛へと進化する前に退散する格好となった。
今日の打ち合わせは昼過ぎの13痔からとなっていて、移動時間を考えると早めに昼食を取る必要があった。
そのため普段よりも空腹感を覚えるまでの時間が前倒しとなっているのだろう。
しかも、ここ最近は筋トレの成果で筋肉が増量されている影響で燃費が悪くなっているし、やたらと腹が減って仕方がない。

空腹感を覚えるというのは当たり前の状況だけど、先週の入院中に至っては喉の渇きこそ覚えたけれど、食欲は微塵も感じていなかった。
当然ながら食べなければ体力が持たないわけで、点滴による栄養補給という現代医学の処置がなければ、今頃は衰弱して死んでいた事だろう。
そう思うと空腹という感覚に少しだけ感動のようなモノを感じてしまう。
正確に言えば、退院の予定が明確に定まって 5日ぶりの食事を口にした時の喜びを思い出したという表現の方が相応しいだろう。

なんだかんだと御託を並べて入るが、結局のところは腹が減って仕方がないので趣味の買い物より食欲を優先したというだけの話だったりする。
[雑記]

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