唐突に 降り出す雨も 懐かしい
2010-04-27


今日は昼過ぎから雨が降り出して、定時を迎えるまでに 3度ほど雨足の強まる時間があった。
雨足が強まっていた時は台風を連想させる大粒の雨粒が落ちてきていたが、10分もすれば静かになっていたので、バケツをひっくり返したような雨と表現するのが相応しい印象だった。
朝の天気予報で全国的に雨が降ると聞いていたので、雨が降ることは予想していたけれど、降雨範囲が広いのだから雨量は大した事はないだろうと思っていたため、最初の大雨の時は何事かと驚いてしまった。

酷い雨音で驚いていたと会話をしている間にも静かになって雨足を見ていると、去年に幾度と無く聞こえてきた「ゲリラ豪雨」という単語が若干の懐かしさを伴って思い出された。
去年から耳にする機会が増えた単語だから忘れていたけれど、ほんの 1年前はテレビから馬鹿の一つ覚えかと思うほど頻繁に聞こえてきて、聞き飽きたと呆れていた覚えさえある。
今日の様子を見ていると、今年もゲリラ豪雨の被害に遭わないよう注意を払いながら帰宅を急ぐ羽目となりそうな予感がする。

時折に大雨がやってくる状況の中で、親戚の不幸があったとかで中国へ里帰りしていたG社長のお母さんが日本へ戻ってきた。
最初に日本へ着いたとの連絡があった直後に、大雨の第一波が来たこともあり、G社長は苦笑混じりに「おかんは大丈夫かな」と心配する言葉を何度も漏らしていた。
結局のところ荷物もあるだろうからと、最寄り駅まで迎えへ出掛ける姿なんかを見ていると、我が家とは程遠い家族の繋がりが少し眩しくさえ感じられた。

そんなちょっぴり感動ムードに浸っていた矢先、自宅前までやってきたG社長のお母さんに対して、もう 1人の家族である飼い犬のユウ君が思いきり吠え立てるとか馬鹿をやって、折角の良い雰囲気を台無しにしてくれた。
しかも、帰ってきた事を喜ぶ吠え方ではなくて、知らない人間が入ってきたと警戒する調子だったから、外へ出て行ってゲンコツの 1発でも見舞ってやりたい気分だった。
それでもユウ君が落ち着きを取り戻してくると、飼い主の 1人であると思い出したようで、帰宅直後の騒動以後は近所の犬が通り掛かった時に無駄吠えをした以外は静かで良かった。
[雑記]

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