秋なのに 日焼けしながら 墓掃除
2011-08-14


昨夜はちゃんと早寝をできたのだけど、体調が今一つ良くなかったらしくて目覚めた直後から頭痛がしていて、朝から嫌な感じで目覚める羽目となってしまった。
朝食は昨日に盆棚へ備えてあった賞味期限が今日までのおはぎと、墓掃除に必要なカロリーを摂取する目的でカップアイスを1つ、寝起きに冷たい物を食べて腹が痛まないよう暖かい紅茶を飲んできた。

当初の予定通りに気温が上がる前に墓掃除を始めようと家を出たけど、玄関を開けた時点で肌に突き刺さる強い日差しが降り注いでいて、気温も既に十分に高くなっていたから驚いた。
立秋を過ぎて暦の上では秋となり、暑さも残暑と名を変えている季節は思えない天候は、涼しい内に作業をしたくば早朝5時に出発しろと言っているようだった。

出鼻を挫かれて気分を落ち込ませながら自転車へ跨って、自宅から3kmほど離れた公園墓地へ向かう道中で、日差しの有る無しによって体感が大きく変わってくると判明した。
日差しを受けていれば日光で肌が焼かれる猛暑だが、木陰に入ると秋らしい残暑と呼べる程度の暑さまで体感温度が下がっていく。
自転車を走らせている時は木陰を選んで薦めるけれど、墓地へ入ると日差しを遮る物が一切ない真夏の気配に包まれていて、文字通りに汗水垂らしながら墓掃除となった。

しかも、周辺では出るタイミングを見失っていた蝉が大合唱をしていて、実際の気温以上に暑苦しさを演出してくれていた。
今までにも暑い日差しの中で墓掃除をした経験はあるけれど、攻めが大合唱を繰り広げる中で作業していた記憶がなくて、異常気象というレベルを遙かに超えた天候に心が折れそうな気がした。

暑さと体調不良でミスをしてそうな恐怖心が良い緊張感を生んでくれて、特に失敗する事もなく約2時間の墓掃除を終えると、念のために持ってきていたポットボトルの麦茶を飲み干していた。
通常であれば掃除が終わったと父親に連絡を入れるところなのだけど、メールを待たず見切り発車をして焦らせられるパターンが続いたので、今回から帰宅して出直すという面倒な手順を踏む事になった。
墓掃除を終えて疲れ切った体で自宅へ戻って、再び墓地まで自転車を走らせる行動はかなり辛いのだけど、焦りからミスを犯したりしたら心が止んでしまうので我慢するしかない。

墓掃除と墓参りを終えると昼食には少し早い時間だったので、空腹を覚える前に床屋へ行ってこようと自転車を走らせてきたけど、1kmの銀杏並木が蝉の鳴き声に覆い尽くされていて、正しく夏の光景となっていた。
路面の照り返しも強烈で正午近くの日差しは文字通り肌を焼いてくれて、皮膚が赤く変色し始めていたから苦笑するしかない。
床屋の方は暑さの真っ盛りに入店しただけあって、客が少なかったらしく待ち時間なしでカットに入ってもらえた。

床屋の店内で冷房に当たっていた影響もあって、外へ出ると体感温度が3度ほど上がっているような気がして、暑さで体力を奪われるような猛烈な疲労感を覚えながらの帰宅となった。
自宅へ戻ってからも冷房を使うつもりが全くなかったので、暑さとの戦いが継続されて休日の割に全く休めなかった。
夕方になって気温が下がってくると、小説を執筆していたのにも関わらず強烈な眠気に襲われてしまって、椅子に座ったまま30分ほど寝入った上に目覚めた後も頭が霞んでいた。
おかげで連載分が書き上がるのかと冷や汗を流す羽目となって、今日は朝から晩まで忙しないままに終わった気がする。
[雑記]

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