昨日にクロスバイクの整備を済ませておいたので、今日はサイクリングへ出掛ける準備が万端だったのだけど、寝起きが悪くて熱っぽさもあったりした影響で動き出せなかった。
朝食に食べたラーメンで体温を上昇させたのが良かったらしく、昼過ぎになって調子が戻ってきたので、新しく揃えた秋用のサイクリングウェアを着込んで出掛けてきた。

防寒ウェアはどれも初めての使用だったので、走り出して３０分ほどは着崩れしない位置取りなどの調整ばかりしていて、速度を出さずにのんびりと走らせていた。
パンツに関しては夏用ハーフパンツに重ね穿きするタイプにしたので、腰回りの安定感を確保するまで随分と苦労して、走っている途中に捲れてくる不快感と何度も遭遇した。
腹筋へ力を少しだけ入れておけば安定すると分かって、ダラダラと走ってさえいなければ捲れてこないらしく、解決法が判明してから真面目に走ってきた。

１２時過ぎから走り始めた事に加えて、日が短くなっていたので４０kmほど走っただけで帰宅したけど、走った覚えの少ない道を選んで走っていたので距離の割に疲れていた。
国道へ入ってからはアップダウンが無駄に激しかったり、立体交差のために妙なルートを取らされたり、狭い歩道へ追いやられた上に速度を出していたら跳ね上がっただろう舗装の隆起があったり、無駄に神経を使っていたのが堪えたらしい。

道中の景色も見晴らしが悪くて楽しめなかったし、点在する街路樹も効用と呼ぶには寂しい枝葉となっていたので、時期的にも機会を逃してしまったと見えた。
それに何より日向と日陰の体感温度に大きな差があった影響なのか、尿意を催すタイミングが妙に多くなっていて、景色よりもトイレの場所を探している時間の方が長くて、今日のサイクリングは試運転の意味合いしかない感じだった。