2015-05-01
今朝のニュースで里親の成り手が少なくて、制度として十分に機能していないという話が紹介されていた。
折角の制度なのに活用されていない事は残念だけど、子供の人生を左右する問題である故に手当たり次第に縁談をまとめて良いとも思えない。
そういった複雑な問題を抱えているという話なら分かったのだけど、どうにも経路が違っていて眉間にしわを寄せながら聞いていた。
九段の放送によると、里親となる条件に共働き家庭でない事を含めている場合が多くて、この制限から里親になることを断念するケースを問題だとする論調になっていた。
俺は共働きでない事が条件に盛り込まれていて当然だと思うし、この制限を懸念材料とするようなら里親になるべきでないとさえ感じられた。
このような論調で放送を組んだ編集者は子供の将来を考えているのか疑わしく、テレビの報道が芯から腐っているように思えてしまう。
受信料を強制的に請求してくるのであれば、それなりに考えた上で放送を作ってほしいと考えて当然であり、お粗末な内容ばかりだから未払いが冷えるのではなかろうか。
里親となるのであれば、それなりの経済力を持ち合わせている必要があって、その判断における最低基準が共働きでなくても生活を維持できる事としたのではなかろうか。
仕事が忙しくて里子の面倒を見られないというなら本末転倒だし、交通事故などで片親になった場合などを想定しているなど、条件へ盛り込まれた理由は幾つも考えられる。
むしろ、共働きでないと生活を維持できない人に子育てができると思えないし、折角の里親が忙しさから里子を鍵っ子にするのは教育上に良いことと思えない。
どう考えても共働きNGで里親になれないと諦める人等は真っ当に子育てできると思えなくて、含まれて当然の条件を問題だと指摘する論調は呆れてしまうばかりだ。
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