日曜辺りから左足のふくらはぎが妙に強ばるようになり、力を抜こうとしても筋肉が吊ったように堅いままで思うに任せず、立っているだけで正座している時のように痺れてくる始末だ。
昨日の日中はふくらはぎの痛みで全く集中できない時間帯もあり、さすがに辛いからと湿布を貼ってみたら少しばかり楽になった。
それでも時折に強烈な不快感の沸き上がる瞬間があり、何が起きているのかと溜め息ばかり漏らして過ごしていた。

昨夜の就寝前に湿布を貼り替えて寝ておいたけと、今朝もふくらはぎの強ばりと痛みがあって寝起きから憂鬱か気分に染まっていた。
痛む足を気遣いながらの出勤は普段より強い披露を感じたけれど、昨日の経験も踏まえて工夫した甲斐もあり、出勤中の悪化は随分と押さえ込めたので良かった。
さらに痛むふくらはぎを壁へ押し付けておくと楽になったので、会社へ到着してからテーピングで固定する事で同様の効果が得られないかと模索していた。

テーピングの結果としては痛みを押さえ込む事にこそ成功するも、その代償として血行を大きくそがいしていたらしくて、昼過ぎから気分が悪くなった。
その不調におおぎな危機感を覚えて、テーピングをきつくしすぎた事による鬱血の可能性を見出した瞬間、背筋に冷たいか物か投げれて、毛の毟られる傷みも忘れてテープを剥がしていった。

テーピングを剥ぎ取る毎に頭へ血液の回る感触があり、下手をしたら貧血で倒れていたかも知れない。大事にならずに済んだからよいのだけど、なかなかに危うい状況だった。