保護者たる 親の役目は 何処へやら・・・
2018-10-12


今朝のニュースで御当地アイドルの1人が自殺した件について、遺族が過重労働が原因だったとして芸能事務所を訴えたとの報道があった。
この報道の中で遺族の訴える過重労働の実態が説明されていたのだが、自殺したアイドルは未成年なのに学業より仕事を優先させられ、脱退しようとすれば違約金を払えと脅されたパワハラがあったという。
しかしながら、遺族の両親は通夜に参列した故人の友人等から聞いて初めて知ったらしく、本来なら最も信頼される相談相手となるべき親が近くに居ない状況にあったと推測される。

未成年という親に保護されるべき存在を金儲けしか考えていない輩に丸投げしておいて、自殺してしまった後で親の顔をし始めている姿に対して、嫌悪感しか湧いてこない、
子供に過重労働を課して自殺させた芸能事務所へ対する嫌悪感の方が強いけれど、両親に至っても何とも言えない気持ち悪さがある。
極端な見方をすれば、芸能人として成功すれば良い金蔓となったはずなのに、よもやの自殺という損失を被ったから損害賠償で最後の一儲けを試みているとか、そういう風に見えてしまう部分を拭い去れない。

何よりも親でありながら状況の把握に努めていなくて、子供からの相談も受けていない様子をみると、親族が頼りにならない状況こそ自殺の原因でないかと思えてくる。
まだ子供なのに相談できる相手も居なければ、信用して身を預けた芸能事務所からも裏切られたのなら、絶望の二文字に捕らわれても仕方ない気がする。
ここで笑って法律を楯にできるほどの知識も度量も持ち合わせるには若すぎて、若さの至らなさを補填してやる事が保護者である親の役目のはずなのに、全く果たしていないのに他人のせいだと訴えている状況は何とも言えない。
[雑記]
[時事ネタ]

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