今日は眼科の定期診断を受けるために国立病院へ通院する予定となっていて、検査を受けて長引く場合もあることから全休を取っている。
休みなので通院時間さえ考慮すれば遅くまで寝ていてもよいのだけど、曜日で起床時刻を決めているので通常通り５時半に起床して、平日と同じように朝を過ごしていた。
違いがあるとしたら視力検査で良い結果が出るように、普段よりも目薬の順番や間隔に気遣っていたくらいで、若干の眠さを感じながら過ごしていた。

特に何の問題もなく病院まで自転車を走らせて、予定通りに受付と診察前に受ける眼圧と視力の検査まで順調に進んだ。
この調子なら１０時半に処方薬の受け取りまで終わるかと思ったのだけど、そこから何時まで経っても診察へ呼ばれなくて気付けば１２０分を経過していた。
長々と待たされている間に診察室へ呼ばれた人数が３人ほどと少なくて、機材トラブルでも起きているのではないかと思ったけれど、何のアナウンスもないまま延々と待たされる羽目となった。

こんなに待たされた事は１０年近く通院していて初めての経験であり、今朝に暇潰しのコミックを持参するか悩みながら、待ち時間が殆どないだろうからと置いてきたほど珍しい状況だった。
そして、ここに来てコミックを置いてきた事が非常に悔やまれて、長い待ち時間の殆どを呆然と過ごす事となった。