ブレーキが 壊れた夜は 更けていく
2011-06-10


昨日の帰り道は珍しく夜道に人通りが多くて、気を張りながら自転車を走らせていると、唐突に後輪ブレーキのワイヤーが切れるアクシデントが発生した。
ちょうど赤信号で停車しようと減速していたタイミングだったので、ブレーキワイヤーが切れて事故へ繋がる事こそ無かったけど、ただでさえ夜盲症で夜道で苦労しているのに、片側のブレーキが欠損という状況は大変だった。
今週に至っては寝不足が慢性化してきて、思考が正常に働いている自信が持てないオマケまで追加されており、幾つもの不安に精神を潰されそうになりながらも、緊張の糸を保ったまま無事に帰宅できた。

自転車のブレーキが壊れた事については、元より今月中に買い替えようと考えていた事もあって、タイミング的にも悪くないと開き直っていたので落胆こそ無かったけれど、週末まで平日が1日だけ残っていた事が悔やまれた。
金曜は池袋で寄り道して趣味の買い物を楽しんだ後に、Toda氏と夕食を共にするのが恒例となっているのだが、ちょいと買い物の方で時間を使い過ぎた上に、ブレーキが壊れていて速度が出せないので夕食会は中止になった。
本当はもっと早くに切り上げる予定だったのに、どうにも頭の回転が鈍くて理性が正常に働いていない様子で、歯止めが利かずに時間を使い過ぎるという失敗を犯してしまった。

買い物を始めた時点で既に時間を忘れてしまいそうな予感がしていて、買い物の途中で時計を見た瞬間は「しまった」という後悔の言葉ではなく、「やっぱりか」という呆れが頭に浮かんでいた。
それというのも昨夜に、人助けから「ルワン式教育論」と称した講義をチャットで展開して、1時間ほど夜更かしをした影響で凶悪な睡魔が出現していたので、時間を忘れる程度のミスは用に想像できていた。
もっとも夕食会の方はたびたびに中止となっているし、今週は特に目立った予定もなかった事もあって、講義を開始した時から俺の中では諦めモードだった事は内緒だ。

それに目の前で困っている人がいて、自分が力になれるかも知れないと状況を見過ごせなかったし、最終的に「興味深かった」とか「為になった」といった感想を貰えたので、後悔なんて欠片もしていない。
贅沢を言わせてもらえるのであれば、講義の結果が良い成果へ繋がってくれさえすれば、自分が積み上げてきた経験が人の役に立ったと思えるので、それだけで十分に満足できる。
それに機能の講義を繰り広げている中で俺も思うところがあったし、夜更かしだったけど有意義な時間だったと思っている。
[雑記]

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